海外旅行 年末年始 安い|おすすめの行き先ランキングTOP5【10万円台で行ける国も】

アジア

「年末年始に海外旅行へ行きたいけど、高くて手が出ない…」

そんな声をよく聞きます。

実際、年末年始の時期は航空券もホテルも価格が高騰し、同じ旅程でも通常期の1.5〜2倍になることもあります。

その理由はシンプルで、需要が集中する「ピークシーズン」だからです。

多くの人が一斉に休みに入り、旅行需要が一気に高まるため、航空会社やホテルは繁忙期料金を設定します。

特に12月27日〜1月3日は最も高く、人気のハワイやヨーロッパなどは早期予約でも30万円を超えることが珍しくありません。

しかし、すべての国が同じように高くなるわけではありません。

実は、年末年始が現地の「オフシーズン」になる地域を選べば、旅費を大幅に抑えることができます。

たとえば、東南アジアや南アジアなどは、現地の年末年始が特別な祝日ではないため、観光客が集中せず、価格が安定しているのです。

さらに、出発日を1〜2日ずらすだけでも、航空券が数万円安くなるケースもあります。

つまり、「年末年始=高い」というイメージは、目的地と出発日次第で覆せるのです。

年末年始でも安い海外旅行先ランキングTOP5

ここからは、実際に年末年始でも10万円台で行ける「安くて満足度の高い海外旅行先」を紹介します。

これまで20か国以上を旅し、旅行メディアで記事を多数執筆してきた筆者が、コスパ・安全性・アクセス・過ごしやすさを軸に厳選しました。

第1位:フィリピン(セブ島)

「リゾートでのんびりしたいけど、ハワイやグアムは高い…」という人にはセブ島がピッタリ。

12月〜2月は乾季にあたり、気候が安定。

白砂ビーチやマリンアクティビティを満喫できるベストシーズンです。

直行便を使っても航空券は往復10〜15万円台。

ホテルも1泊1万円程度でプール付きが選べるほど。

現地物価は日本の半分以下なので、滞在コストも格安です。

また、英語が公用語なので現地コミュニケーションもスムーズ。

語学留学先としても人気があり、リゾート+学びを両立する旅も可能です。

おすすめポイント

・コスパ最強のビーチリゾート

・英語が通じる安心感

・アクティビティ・食事・宿泊すべて安い

第2位:台湾(台北・高雄)

「年末年始に海外旅行したいけど、長距離フライトは疲れる」という方におすすめなのが台湾。

日本からわずか3〜4時間で行ける近さに加え、LCC(ピーチ、タイガーエア、バニラなど)を使えば往復5〜10万円台で航空券が手に入ります。

物価は日本より2〜3割安く、B級グルメや夜市も充実。

1泊1万円台の清潔なホテルも多く、短期間・低予算でも満足度が高いのが魅力です。

さらに、日本語が通じやすい国のひとつなので、初めての海外旅行にも安心。

台北では士林夜市や九份観光、高雄では港町のローカルな雰囲気が楽しめます。

★おすすめポイント

・近距離で気軽に行ける

・屋台や夜市で安く美味しいグルメが豊富

・日本語OKで海外初心者にも安心

第3位:マレーシア(クアラルンプール・ペナン島)

物価の安さと治安の良さのバランスが取れているマレーシアも、年末年始におすすめの国です。

LCCを使えば往復10〜15万円台で航空券が見つかり、宿泊費は1泊1万円前後とリーズナブル。

食事は多民族国家らしく多彩で、マレー・中華・インド料理が混ざり合った“食の楽園”です。

特にペナン島は「東洋の真珠」と呼ばれるほど美しいビーチと歴史ある街並みがあり、観光とリゾートの両立が可能。

クアラルンプールからLCCで約1時間なので、国内移動も簡単です。

★おすすめポイント

・治安が良く、英語も通じやすい

・リゾートと都市観光の両立ができる

・物価が安く、長期滞在にも向く

第4位:韓国(ソウル・釜山)

「年末年始に海外気分を味わいたいけど、寒くてもOK」という人におすすめなのが韓国。

フライトは2時間半程度で、LCCを使えば往復3〜6万円台と格安。

ホテルも中心地で1泊1万円以下が豊富です。

冬の韓国は寒いですが、グルメやショッピング目的の旅行なら問題なし。

明洞や弘大の屋台グルメ、スパやカフェ巡りも充実しています。

★おすすめポイント

・航空券が格安で弾丸旅行にも最適

・グルメ・美容・買い物が目的の人に◎

・冬でも観光しやすい都市型旅行

第5位:ベトナム(ダナン・ホーチミン)

年末年始の海外旅行で安く、かつ暖かい国を探しているなら、ベトナムは良い選択肢です。

成田からダナンまでは直行便で約5時間半。

航空券は時期によって9〜12万円台、現地のホテルは1泊6,000〜10,000円でも快適に泊まれます。

食事もフォーやバインミーなどが1食300〜500円と格安。物価全体が日本の3分の1ほどで、滞在費を大幅に抑えられます。

12月〜1月でも25℃前後の常夏リゾートで、ビーチリゾートと街歩き両方が楽しめるのも魅力。

さらに、ダナンやホイアンの夜景・ランタンフェスティバルは写真映え抜群で、SNS世代にも人気です。

★おすすめポイント

・航空券+ホテルで15〜20万円台可能

・食費・交通費が安く、現地通貨の持ちが良い

・暖かく、雨も少ないベストシーズン

安く海外旅行に行くための3つのコツ

年末年始の海外旅行をお得に楽しむには、出発日・航空会社・目的地の3つを工夫するのがポイントです。

① 出発日を1〜2日ずらす

12月25日〜26日出発や、1月3日以降の出発は価格が落ちやすく、同じ航空券でも3〜5万円安くなることもあります。

休みが取れるなら、旅程を1〜2日ずらすだけで大幅節約が可能です。

② LCCと乗り継ぎ便を上手に使う

直行便にこだわらず、経由便を選ぶとさらにお得。

スカイスキャナーやTrip.comなどの比較サイトで複数航空会社を検索するのがおすすめです。

③ 現地物価を重視して国を選ぶ

旅費の多くは現地滞在費です。

東南アジアや南アジアなど物価が安い国では、5万円の滞在費で1週間過ごせることも珍しくありません。

「航空券+現地物価」でトータルコストを考えるのが賢い選び方です。

安くても妥協しない!快適に過ごすためのポイント

格安旅行と聞くと、「安全面が不安」「ホテルの質が悪そう」と感じる方もいます。

しかし、ポイントを押さえれば安くても快適に過ごすことは可能です。

・旅行保険は必ず加入する(海外医療費は高額)

・ホテルは口コミ評価4.0以上を基準に選ぶ

・Wi-Fi・SIMカードは日本で事前準備

・移動は配車アプリで安全確保

さらに、Googleマップや翻訳アプリを使えば、言葉の壁もほとんど問題ありません。

「安い=不便」というイメージを払拭し、安心してコスパ旅行を楽しむことができます。

まとめ

年末年始は高い、混む、取れない——。

そんなイメージを持たれがちな時期ですが、実は探せば安くて満足度の高い海外旅行先はたくさんあります。

特にベトナムや台湾、マレーシアといった東南アジアは、航空券・物価ともに安定しており、10万円台で海外旅行が叶う現実的な選択肢です。

この記事で紹介したランキングとコツを参考にすれば、「高いから無理」とあきらめていた海外旅行がぐっと身近になります。

2025年の年末年始は、価格に縛られず“賢く旅する”をテーマにしてみませんか?

新しい年を、異国の景色とともに迎える——

それはきっと、あなたにとって最高のスタートになるはずです。

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